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:初期位相

押井映画の深淵に向け疾走中

「ライ麦畑でつかまえて」について

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

 

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

 

 1951年に発表された本だというけど読みやすくて、僕はなんかは一晩くらいで一気読みしてしまった。1人称が読みやすかったのか。

 

 

-お話(ホールデンの口調風のつもりだが…)-

僕が何でこんな西部の町なんかに来て静養なんかしなくちゃいけなくなったかっていうことなんだけどさ。

それまでにいろんなイカレタことを経験したからね、その時の話をしようと思うんだ。

僕は退屈だけど君は聞きたがるだろうからさ、先に話しておくけどさ僕の名前はホールデン・コールフィールドで親が2人、兄貴のD・Bにフィービーっていう妹がまたいい子なんだな。

僕がペンシー高校をやめた日のことから話始めようかなペンシーってのはペンシルヴァニア州のエージャーズタウンにある学校なんだけどね、聞いたことがあるんじゃないかな。

少なくとも、広告くらいは見たことあるんじゃないかな。

ペンシーは広告なんかじゃイカシタ子がさ、馬になんかまたがっちゃってるんだけどさ、馬なんて僕は学校のどこを探しても見たことなんかないんだよな。

つまりさ、ペンシーってのはインチキなんだよ。

生徒なんかs

(この方式でやれば「ライ麦〜」の魅力をうまいこと伝えられるんじゃないかって思ったけどなんかだめだね、ただの引用みたいだ、つまらないし著作権の違反みたいで気持ちが良くない、長くなったから消さないけれど)

 

-内容(次は普通に)-

主人公ホールデン・コールフィールド(17歳)はインチキな野郎ばかりの高校を飛び出しニューヨークの街をさまよう

学校でのインチキな野郎への嫌な思い出、ニューヨークの街でのインチキな出来事を口語的な1人称で語られる。

お話がどうというより17歳の視点での世界の描き方というか、卑近すぎるくらい身近な語り口調、「世の中が全部インチキに見えている」主人公(の目を通して)と一緒にインチキな経験をしていく本。

 

-思い出編-

この本を読んだ多くの(多分)若めの読者に共通すると思うのだけど(そいでもないか)自分がこの本を読もうというきっかけになったのは

f:id:yutakav8:20160412204412j:plainに出てくる

f:id:yutakav8:20160412204519j:plain笑い男

このアニメに登場するスーパー凄腕ハッカー笑い男』の使用するマーク(顔隠してるやつ)

f:id:yutakav8:20160412204721p:plainこれ

このマークに書かれてる英文「I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes(僕は耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろうと考えた)」が「ライ麦〜」からの引用なのです(そのままではないのだけれど)。

劇中でも「ライ麦〜」への言及が多くあり、僕はそこで興味を持ち購入。中古だったが…

 

-感想みたいなの-

本作の主人公ホールデンはこれまで読んできた小説、漫画、観てきた映画、アニメの中でもっと共感した主人公です。(碇シンジは別件)

共感というか感情移入というような感じか、

自分は普段登場人物に対して感情移入はしないのだけれど、この「ライ麦〜」は違った。

あの独特な語り口調に引き込まれて(僕は野崎さんの訳で読みました)ラスト付近の妹に将来の夢を聞かれるあたりには思考が一体化しているような感覚に陥ったほどです。

それでもまだ1度しかよんでいない。読んだのは1年以上前ですが。

僕は今15歳、ホールデンがペンシーを飛び出してからのあの頃は17歳、

僕は17になってから新鮮な(忘れてから)もう1度ホールデンに会いたいと思うのです。

おしまい